2017年05月20日

2017年の恩馳島、地内島の洋上個体数調査

今シーズン最後の洋上個体数調査を5月16,17日に新島・地内島、神津島・恩馳島で行いました。
最終回は、これまでの調査とは打って変わって鏡面のように穏やかな海に船を繰り出しました。そのおかげか、カンムリウミスズメの子育て時期が少しずれたのか、最終回にしては予想以上に多くのカンムリウミスズメに出会うことができました。恩馳島ではカンムリウミスズメのヒナの声も聞くことができ、2回目に続き順調にヒナが巣立っている様子がうかがえました。
5月下旬になると巣立ったヒナをつれて大海原への旅が始まります。もし、皆さんの近くの海でカンムリウミスズメに出会ったら、旅の途中の彼らを応援してあげてください。

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今シーズン過去最多記録を更新した恩馳島。現在調査している中で最も多くの個体数が確認されています。さらにヒナの確認数も多く、恩馳島がカンムリウミスズメが子育てをする大切な場所であることが再確認されました。

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今シーズン最も多くの個体が記録される2回目の調査が天候のため実施できませんでしたが、124羽のカンムリウミスズメを確認することができました。

恩馳2017-2.jpg
日の出前の調査はまだ暗い中でライトを頼りにカンムリウミスズメを探します。
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2017年05月12日

過去最多! 恩馳島のカンムリウミスズメ洋上個体数調査

5月9日、今シーズン2回目のカンムリウミスズメ洋上個体数調査を行ないました。
今シーズンは伊豆諸島のカンムリウミスズメの繁殖地の内、神津島の恩馳島と新島の地内島で調査を行なっています。
今回は、荒天のため地内島の調査は行えませんでしたが、その前日に行った恩馳島の調査で過去最多の個体数を確認することができました。
これまでの最多個体数は2015年4月の630羽でしたが、今回はこれを125羽上回る755羽を確認することができました。しかも、巣立ったヒナの姿も複数見られ、今年の繁殖が無事に進んでいることも分かりました。
カンムリウミスズメのヒナは孵化後3日くらいで海へと巣立つので、ヒナらしいふわふわした羽のまま親鳥について泳いていく姿に思わずエールを送ってしまいました。
もう間もなくほとんどのカンムリウミスズメが島を去っていきます。来週今シーズン最後の調査を行う予定です。
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2017年04月25日

第一回 カンムリウミスズメ洋上個体数調査2017の結果

今年もカンムリウミスズメがどれくらい繁殖に来ているかを調べるため、早朝3:00頃から夜明けまでの間に海に浮かぶカンムリウミスズメの数を数えました。
4月22日の神津島・恩馳島は比較的穏やかな海況で最大559羽のカンムリウミスズメを確認することができました。
翌4月23日には新島・地内島で調査を行いましたが、調査ができるギリギリの海況で、ちょっと油断すると海に転がり落ちそうでハラハラしました。それでも最大114羽のカンムリウミスズメを確認することができました。

調査の結果
■恩馳島
1周目 489羽
2周目 559羽
3週目 342羽
4周目 63羽

■地内島
1周目 114羽
2周目 106羽
3週目 7羽

どちらの島でも空が明るくなると確認できる個体数が減っていきます。
来月も2回調査を予定しています。今年は何羽のカンムリウミスズメに出会うことができるでしょうか。
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